2021.03.31

食品ロスはちょっとした気づきや工夫で減らせる社会課題

食品ロスの問題に関心をお持ちになったきっかけは何ですか?本格的に取り組まれるようになった経緯を教えてください。

営業やマーケティング、製品開発に携わっている時に、賞味期限切れや製品廃棄といった問題に直面していました。今の部署で「食に携わる企業だからできることはないか?」と考えた時に、食品ロス問題の解決に向けて取り組みたいという考えに至りました。

食品ロス削減に対するご自身の活動の中で、最も印象的なエピソードを教えてください。

非常に多くの方が食品ロス削減に取り組まれていらっしゃることです。ご縁があったりお声がけいただいた自治体の方と一緒に、食品ロス削減に取り組めたことがとても印象に残っています。しかし、まだ我々の取り組みは始まったばかりですので、継続的に取り組んでいきたいと改めて感じています。

食品ロス削減に関して、ご自身が感じている今の課題についてお話しください。

食品ロス問題に対する認知・理解については、まだまだ広く・深くしていく必要があると考えています。その上で食品ロス削減について定期的に意識し、対策に向けた行動が習慣化するきっかけを作っていく必要があると考えています。

今後、ご自身がより力を入れて取り組んでいきたいと考えていることは何ですか?

食品ロスが、外食や業務用だけで発生しているのではなく、約半分がご家庭で発生しているという事実を知っていただく事と、ちょっとした工夫や知恵で食品ロスを削減できることを知り、体験いただけるきっかけづくりに、引き続き取り組んでいきたいと考えています。

食品ロス削減への取り組みの中で、つながれるといいな、またはつながってよかったと思われる方

昨年取り組みさせていただいた愛知県豊田市の皆さま、食品ロス問題に取り組まれている井出留美さん

食品ロス削減プロジェクトに対して期待されることについて、メッセージをお願いいたします。

食品ロス削減の行動に繋げるためには、多面的な啓発活動・情報発信が欠かせないと思います。是非、協力・連携して食品ロスの削減に取り組んでいけることを期待しています。